マイマイガだらけの大樽川で坊主を食らう

先週の小樽川に続き、大樽川でも坊主を食らってしまいました。毛虫の写真が載っているので、見たくない方はお引き取りください。

大樽川(おおたるがわ)

鬼面川(おものがわ)の支流

大樽川は山形県米沢市の郊外を流れる全長21kmくらいの川です。源流は山形と福島の県境にある吾妻連峰の東鉢山から矢筈山あたりかと思います。楯山地区で小樽川(こたるがわ)と合流し、鬼面川になります。

鬼面川の上流が小樽川ということなので、大樽川は鬼面川の支流ということになるようです。

里川

上流部にも良さそうなポイントがあったんですけど、もっと下の方にある小野川温泉の上あたりから入ってみました。時計をみると午後3時。ちょっと遅めの入渓です。

里川の渓相
周りに民家や田んぼがある、いわゆる里川なんですが、この季節だと雑草が多くて、どこからでも入られるというわけではありません。川幅は結構広めなんで、フライ向きです。ロングリーダーでも全然大丈夫。

マイマイガー

今年の米沢はマイマイガの当たり年らしく、いたるところ毛虫だらけです。先週入った小樽川ほどではありませんが、ここも凄い。

水面を流れるマイマイガの幼虫
流れてくるのはマイマイガばかり。それにしても、このボリュームで、よく浮くなぁ。

一級ポイント
大きいヤマメが付いてそうな一級ポイントなんですが、岸に寄り過ぎると、頭目掛けてマイマイガが降ってきます

ウェーダーをよじ登ってくるやつもいるし、フックにも引っ掛かるし、もう大変。それに加えて、この暑さ。水温も20℃近いです。初夏というより真夏並み。

どこまでも続く大樽川のチャラ瀬
歩けど歩けど、ピクリともしません。食べ放題のマイマイガでお腹いっぱいなのか、姿が見えないし、ライズもない。ドライもだめ。ニンフもだめ。テレストリアルを沈めてもだめ。

イブニングに期待して、もうちょっと粘ろうかと思いましたが、熱中症気味になってしまったので17:30頃、納竿。結局、釣果はゼロ。

小樽川と大樽川。はじめての川だったことを差し引いても、2週連続で坊主というのは、いただけません。

秋になったら

帰り際、小野川温泉の公衆浴場『滝の湯』で一風呂。汗と首筋についた毛虫の粉を洗い流します。

小野川温泉の滝の湯
湯船に浸かりながら、潜思。

『秋になったら、毛虫太りの尺ヤマメが出迎えてくれるだろう。』

翌日はグッタリ。

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